２０２１年7月15日、国道３３４号は、株式会社知床エゾシカファームから知床自然センターを超えて羅臼岳が望める地点（18.８km）がシーニックバイウェイ北海道推進協議会から『秀逸な道』に認定されました。オホーツク海と急峻な斜面の隙間を縫うように知床半島を走りながら広がる景色は、その表情が四季で全くの別世界を演出します。広大な原生林が広がる知床には多くの野生動物も多く、日本で最大級の海鷲であるオオワシ・オジロワシの姿も数多く見ることのできるルートになっています。2月には海を覆う流氷も。多様な生態系のエリアであることを実感できるドライブ区間です。

地元民がおすすめしたいのが、2月中旬のオシンコシンの滝～プユニ岬。ドライブ中にも、車を止めて楽しめる流氷の表情。ガードレール越しに広がる景色を楽しんでもらうための雪かきも地域ではおもてなしの一つとして実施している活動。他にはない自慢できるここだけの景色だから！オジロワシやオオワシ、流氷ウォーク等がドライブしながら楽しめます（駐車は知床オシンコシンの滝駐車場❷・プユニ岬❸がおススメ！）。1本の国道が大切なライフラインであり、来訪者を知床へと誘う自慢の道路が『秀逸な道』なのです。ここで広がる景色は、一度として同じ景色なんてありません。

プユニ岬は一年中が夕陽スポット。そして知床半島のうねる道とウトロ市街、奇岩とオホーツク海（流氷も）を楽しめるポイントです。道の駅はなやか（葉菜野花）小清水❶でおなかを満たして戦闘準備。秀逸な道区間を堪能し、きよさと温泉ホテル緑清荘❹の日帰り入浴で旅の疲れを洗い流しましょう。