函館空港から車で約1時間。駒ケ岳の山麓に位置する鹿部町は、内浦湾に面した漁業や水産加工業が盛んな町。町内の漁港で水揚げされる高級真昆布やスケソウダラから作るタラコが名物。町内には30ヶ所以上もの泉源があり江戸時代から続く温泉の歴史も古い。しかべ間歇泉は、1924年の試掘中に熱湯が噴出したもので、約10分の間隔で噴出が見られる。道の駅しかべ間歇泉公園❶の施設内には足湯や蒸し釜があり、蒸し野菜等も楽しめる。
鹿部町から約1時間。函館山の麓に近い西部地区は、洋風、和風、和洋折衷の趣ある建物と街並みがクラシカルな雰囲気を醸し出す。1854年、日本は長年の鎖国体制を解き下田と函館の2つの港を開いた。その埠頭に並ぶ煉瓦造りの建物は、現在、商業施設である金森赤レンガ倉庫❷として人気が高い。代表的な坂の一つ『基板』の上に建つ旧函館区公会堂は、創建以来のブルーグレーと黄色で鮮やかに塗られ、建物の華やかさを引き立てる。またキリスト教の教会が多いのもこの街らしい風情。カトリック元町教会ほか多くの教会が並び、それらの建築群に異国情緒を感じる。夜の街並みや函館山山頂からの夜景を楽しみつつ函館市内に宿泊。
ベイエリアのランドマーク。毎年12月にはクリスマスファンタジーも開催
広い坂から見渡す港の眺めは函館ならでは
眼下に広がるという言葉がぴったりの函館山からの夜景
和洋折衷の街並みでのんびり散策
住 所 | 函館市末広町14-12 |
問合せ | 0138-27-5530 |
営業時間 | 【物販店】9:30~19:00、 【函館ビヤホール】11:30~ 21:30(LO21:00)(平日)、11:00~21:30(LO21:00)(土・ 日曜日、祝日) |
休 日 | 不定休 |
86 041 611*71 |
5つの頂点をもつ星形敷地の『土塁』。幕府直轄機関である箱館奉行所の建物を守るのが、五稜郭を築いた目的。外部からの侵入を防ぎつつ攻撃ができるよう星形形状が用いられた。
外国勢力から奉行所を守るための防衛施設(左)、対外交渉の拠点 箱館奉行所は2010年に復元(右)
住 所 | 函館市五稜郭町43-9 |
問合せ | 0138-51-4785 |
営業時間 | 9:00~18:00(展望チケット販売終了時間17:50) |
休 日 | 年中無休 |
料 金 | 大人900円、中高生680円、小学生450円 |
86 165 057*03 |
100年近くの歳月を越えて、今なお当時と変わらぬ吹き上げる熱湯の高さは約15m、その温度は約100℃。併設された足湯に浸りながら間歇泉を眺められるのは全国でもここだけ。
2018年11月『北海道遺産』認定(下)、好きな食材を購入する『鹿部温泉 蒸し釜料理』(左)、神経痛や冷え性に効能がある足湯も人気(右)
住 所 | 茅部郡鹿部町鹿部18-1 |
問合せ | 01372-7-5655 |
営業時間 | 【12/1~3/19】10:00~15:00(月~木曜日)、9:00~18:00(金~日曜日、祝日)、 【3/20~11/30】9:00~17:00(月~木曜日)、8:30~18:00(金~日曜日、祝日) |
休 日 | 水曜日(1/1~3/19)、無休(3/20~12/31) |
料 金 | 大人300円、子供(小・中学生)200円 |
744 400 124 |
2009年11月、CO₂削減とブナの森の再生を主目的とし、付近の山から山採りした苗木を約100本植栽。現在、既存樹木と合わせて約150本が活着。最近では、苗木に被圧がかかっているススキの下草刈りを地域ボランティアが継続している。
地域ボランティアによる下草刈り(左)、2009年11月、植樹の様子(右)
住 所 | 北斗市村山173-1(きじひき森林公園内) |
問合せ | 011-708-0429(シーニックバイウェイ支援センター) |
営業時間 | 8:30~20:00 |
休 日 | 10月末~4月下旬 |
490 104 098 |