国立公園定山渓の谷間を流れる豊平川とその周辺の森には、多様な動物たちが棲み、季節ごとに次々と様々な花が咲き誇る。そんな自然豊かな定山渓の森を案内してくれるのが、定山渓自然倶楽部❶の森の番人・一條晋さん。冬になり、雪が降ると、そこは静けさが広がる白銀の世界。一條さんに案内されて、ふかふかの雪の上をスノーシューを履いて出かけてみた。「雪が降ると、川の上も歩きやすくなって、ほかの季節には行けない場所へ行けるんですよ。」と冬ならではの森の楽しみ方を教えてくれる。春から秋にかけては、花や木の実の名前、冬は動物の足跡を見て解説も。定山渓の自然をたっぷり堪能できるこの散策会は、月に8回程度開催しており、冬だけでなく、四季を通じて訪れたい。

散策会で体を動かし、しっかりお腹を空かせたら、国道230号沿いにある老舗喫茶店 喫茶＆軽食フランセ❷へ。昭和を思わせるレトロな空間のこのお店は、1974年に開店してから、同じ場所で変わらない味を守り続けている。注文が入ってから肉を叩き、衣をつけ、その場で揚げるカツサンドは、サクサクジューシーで絶品！サイフォンで落とした本格派珈琲も一緒に注文したい。

お腹が満たされたら、札幌国際スキー場❸の山頂から眺める絶景を見に行こう！スキーをしない人もゴンドラに乗ることができ、山頂からの冬景色を楽しむことができる。山頂には一面ガラス張りのカフェがあり、温かいコーヒーを飲みながら、白銀の絶景を眺めるのもおススメだ。