江戸時代より、厚岸の牡蠣は絶品と伝えられ、１００年以上も人気は絶えません。北太平洋の大自然にある厚岸湖、厚岸湾が牡蠣の生息に適した環境といわれています。この環境を次世代に継承し、持続的な生産環境を保全するために、厚岸湖に流入する湿原や河川の環境保全が重要と考え、植樹や清掃活動を継続して行っているそうです。

厚岸町の水は、スコッチウイスキーの聖地と呼ばれる、スコットランドのアイラ島と同じピート（泥炭）層を通った透明度が高く、丸く柔らかい特徴があるそうです。また、冷涼で湿潤という気候風土や牡蠣の養殖が盛んであることも同じで、「アイラモルトのようなウイスキーを造りたい」そんな思いに、願ってもない地域でした。２０１３年に試験熟成が開始され、２０１６年から本格的に蒸留を開始、将来的にはアイラ島でもできなかった、原料（樽、ピート、大麦）すべてが厚岸産のウイスキーの生産を目指しているそうで、非常に楽しみです。

厚岸の牡蠣とウイスキーを楽しめるのは、道の駅厚岸グルメパーク❷内にあるオイスターバールピトレスク。厚岸産のブランド牡蠣『カキえもん』、『マルえもん』、『弁天かき』3種の食べ比べや『生牡蠣三点厚岸ウイスキーセット』など、この地域が育んだ味を楽しめます。ドライバーのみなさんも、厚岸に宿泊して、堪能してはどうでしょう！？