増毛に人々が定着したのは1751年。松前藩の商人・村山伝兵衛がこの地で本格的に交易をはじめてから。当時の交易の主力は鰊で、留萌地域のほとんどの街は鰊漁をきっかけに形作られていきました。
日本海沿岸にある留萌地域が海から拓かれた地域であることを教えてくれるもののひとつが、厳島神社❷です。伝兵衛は、厳島神社を祀りました。社には海のかみさまがいて、これまでもこれからも海の安全と豊漁をもたらしてくれます。社は煌びやかで精巧な彫刻や日本画が飾られ、増毛の当時の栄華が伝わってきます。本殿と奉納絵馬7点は2018年に北海道有形文化財に指定されています。
増毛には明治から昭和初期の歴史的建造物群も現存。増毛の街歩きは、町内の観光情報が詰まった増毛駅❶からスタート。旧商家丸一本間家や国稀酒造など、大人になったからこそ価値を感じる哀愁漂う世界へと自然と吸い込まれていく。増毛駅隣の観光案内所(風待食堂)内には、映画『駅 STATION』で登場する居酒屋『桐子』が見事に再現。少し離れた果樹園も魅力的。移動には観光案内所の電動レンタサイクルが便利。田園風景やフルーツの香りを楽しんで。秋には、増毛秋の味まつり❸が開催予定。大人の増毛の味を満喫!大別苅防災ステーション❹でほっと一息ついて、父に連れてこられた同じ道を記憶のアップデートで辿りながら、安全運転で帰路へ。
当時の暮らしを伝える『天塩国増毛群秋味大漁之図』
秋の厳島神社
厳島神社の天井を見上げると、一気に増毛ノスタルジアに吸い込まれる。
住 所 | 増毛郡増毛町稲葉町3丁目38 |
問合せ | 0164-53-2306(増毛厳島神社社務所) |
営業時間 | 9:00~17:00 |
休 日 | 不定休 |
802 678 461*85 |
深川と増毛を結ぶJR留萌本線かつての終着駅。高倉健さん主演映画『駅 STATION』の舞台となったことで有名。現在は、開通当時の駅舎に復元され、増毛の玄関口として活躍中!
大正10年開業時の駅舎を復元(左)、駅舎内も当時のレトロさを感じる(右)
住 所 | 増毛郡増毛町弁天町 |
問合せ | 0164-53-3332(増毛町役場商工観光課) |
営業時間 | 9:00~17:00 |
休 日 | 不定休 |
802 678 560*37 |
増毛の海の幸、山の幸が勢ぞろいの味覚イベント。浜値で買ったホタテやサケをその場で浜焼きできる!
漁師さんとお話しながら浜焼きを楽しんで(2023年春の味まつりの様子)(左)、秋はフルーツも豊富!(右)
住 所 | 増毛郡増毛町港町(増毛港) |
問合せ | 0164-53-3332(増毛町役場商工観光課(実行委員会事務局)) |
営業時間 | 2023年は9月下旬開催予定。詳しくは、増毛町ウェブサイトでご確認ください。 |
802 679 368*15 |
萌える天北オロロンルートが、道路協力団体制度を活用し、北海道コカ・コーラボトリング株式会社さんの協力の下、2023年4月に増毛町大別苅の道路防災ステーションに自動販売機を設置しました。自動販売機の収益が、道路の維持管理活動や環境保全活動に活用されます。ドライブの道中にぜひご利用ください!
自販機設置後にコカ・コーラさんと一緒に記念撮影(左)、このポスターを見たら、一息。安全なドライブを(右)
住 所 | 増毛郡増毛町別苅 |
問合せ | 0164-62-1816(萌える天北オロロンルート運営代表者会議(株式会社道北土木内)) ※応援自販機についてのお問い合わせのみ |
休 日 | 年中無休(大別苅防災ステーション) |
802 582 032*58 |