そう語るのは音楽合宿の仕掛け人、留萌吹奏楽部後援会会長の田村裕樹さんと市内で僧侶の谷龍嗣さん。2人が「音楽に青春をかける若者たちが思いっきり練習が出来る環境を作りたい」と、仲間たちとともに『音楽合宿』の構想を練ったのは２０１４年。合宿の段取りで忙しい全道の吹奏楽部の力になりたい一心だったそうです。

その構想は巧妙！まずは練習環境。留萌市中央公民館❸は、８２６席の大ホールでの合奏やパート練習はもちろん、体育館でのマーチング練習環境が整っており、しかもその費用は留萌市が助成金でバックアップ。また、この施設はプロのアーティストが演奏する留萌市民たちの文化の中心地。

事前にイベントをチェックするのも◎。そして、合宿といえば食事も大事。『海鮮丼』や『ほたて飯』といった留萌らしい食事を、生徒たちの奮闘を意気に感じた市内の飲食店が安価で提供してくれます。宿泊は、コミュニティセンターが全面協力。さらに、楽器の輸送や部員のバス移動などは楽器輸送に慣れている市内の事業者が担当。高規格道路の終点にある留萌市は札幌や旭川からのアクセスも良く、安定走行ができるので輸送で楽器を傷つける心配も無用。オール留萌のいろいろな歯車が噛み合い安心安価な合宿が成立。今や『音楽合宿のまちるもい』として定着しつつあります！

受入学校数と生徒数は年々増加。今や地域の仲間や賛同者も増え、地域のおもてなし力もパワーアップ！もっともっと音楽が響く街になることを願わずにいられません！こんな『音楽のまちるもい』を楽しむには、まずエフエムもえる❶から流れるカーラジオ♪ラジオ流れる道の駅るもいでは老舗蕎麦屋さんむさし家❷で名物にしん蕎麦に舌鼓♪そんな"ミュージック・パワー"で留萌を元気に！