vol.33
釧路湿原・阿寒・摩周シーニックバイウェイ
寒暖差と水加減
鶴居村でしか手に入らない『つるいトマト』というミニトマトが甘くてすごく美味しいとの噂をゲット!食べに行ってみるしかないしょ!!
Scenic Byway vol.33 夏秋号 '24(2024年7月時点の情報です)

私がご紹介します
文/永田 泰浩
あまーーーーい!

鶴居村の地域の特産品を販売している鶴居たんちょうプラザ つるぼーの家❶でさっそく購入して食べてみる。はちみつかかってる?というような濃厚な甘さが口に広がる。販売元の山口貢司さんを訪問。「じつはトマトはちょっと苦手でね。特にミニトマトは好きじゃないんだよ。すっぱいから」といきなりそんな発言。自分が食べたいミニトマトを試行錯誤して作った結果、とっても甘いトマトになったとのこと!すごい!

甘いトマトを作る技

山口さんの本職は工務店で、家を作るお仕事。家を作るのと、ミニトマトを作るのって共通点はありますか?とお聞きしたところ「全くない!」と明快な回答。「全然違うからおもしろいんだよね。工務店のノウハウとか技とか全く使えないのさ」と山口さんは軽やかに笑う。大切なのは寒暖差と水加減。苦しめれば苦しめるほど、糖分を蓄え、皮は固くなり、トマトはなんとか生きようとする。そして甘くなる。もうひとつのポイントは完熟してから収穫すること。ただし、完熟しているので、日持ちもせず、遠くに運ぶことは難しい。山口さんのお話を聞きながら、フィリピンで食べた地元の完熟バナナが猛烈に甘かったことを思い出した。

つるいトマトを食べるには

今はつるぼーの家か、村内の幌呂農協でしか買えない。販売時期は春から7月までと11月から2月。「夏は虫が多くなるから作れないんだよね」とのこと。その代わり、つるぼーの家では冷凍トマトの在庫が尽きるまで、つるいトマト100%のスムージーを販売している。トマトのスムージーと真夏のドライブ。これもまた素敵!

鶴居たんちょうプラザ つるぼーの家

完熟収穫なので赤色が映える『つるいトマト』

気さくに色々と教えてくださった山口さん

鶴居たんちょうプラザ つるぼーの家 ❶
住 所 阿寒郡鶴居村鶴居東1丁目1-3
問合せ 0154-64-5350
営業時間 【夏期】9:00〜18:00、【冬期】9:00〜17:00
休 日 【夏期】無休、【冬期】月曜日
556 534 214*30
Drive お立ち寄り情報
きらの宿すばる ❷

オーナーご夫妻の人柄や温かいおもてなしが感じられるペンション『きらの宿すばる』。摩周湖の伏流水が湧き出る緑溢れる空間とすばる自慢の源泉掛け流し温泉で癒しのひとときを!

美留和の森にひっそり佇む癒しの隠れ家
露天風呂からは満点の星空も楽しめます
住 所

川上郡弟子屈町字美留和原野286-41

問合せ 015-482-2224
営業時間 【宿泊】チェックイン16:00~、チェックアウト~10:00、【日帰り入浴】12:00~15:00(受付は14:30まで、要予約)
休 日 不定休
料 金 【宿泊】夕朝食付き13,800円~、【日帰り入浴】500円
731 532 704*21
佐藤さんちのぎょうざ(GYOZA Factory) ❸

中標津町の餃子専門店。極力、地元産、無添加の食材にこだわる『ぎょうざ』は、佐藤家の食卓で培われた『技』が駆使され、熱々ジューシー。特製ぐつぐつ麻婆麺と一緒にどうぞ!

熱々ジューシーなパクパクぎょうざ
特製ぐつぐつ麻婆麺
住 所

標津郡中標津町東34条北2丁目27

問合せ 0153-73-2397
営業時間 11:30〜14:30、17:00〜20:00
休 日 水・木曜日
料 金 特製ぐつぐつ麻婆麺(ごはん小無料サービス)1,100円、パクパクぎょうざ(6個入り)490円
448 510 658*27
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URL
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