北海道札幌市中心部から定山渓方面に向かう途中に位置する国道230号の板割沢地区は、2車線の屈曲した区間が続く交通の難所でした。そこで、道路幅を拡幅ししたり、まっすぐで走りやすい形状にしたり、安全・安心な道路にする工事が行われました。
平成15年6月、この地区の拡幅工事の完了を記念して、地元の子ども達や町内会2,000本の苗木を植樹しました。
植樹から十数年が経過し大きく成長した樹木は、歩道に枝がはみ出したり、樹木が生い茂って山並みの風景が見えなくなる等、景観阻害の課題を抱えるようになりました。
そこで、平成28年度より地域住民やボランティア、道路管理者が協働で草刈りや樹木の間伐、ゴミ拾い等を実施する道路景観保全活動を開始し、それから毎年、継続して春と秋の年に2回の活動を実施しています。
地元の児童会館の児童も、道路や環境についての学習会や、国蝶オオムラサキの幼虫の生息場所となるエゾエノキの樹名板の制作を行ったり、現地でのゴミ拾いや枝集めを行う等、景観保全活動に参加しています。
これまでの地域協働の活動により、板割沢記念植樹区間は、美しい沿道景観となってきました。ぜひ一緒に美しい道づくりの活動をしてみませんか。
国道230号板割沢拡幅記念植樹区間の美しい道づくり活動 | |
活動期間 | 6月下旬、10月上旬の年に2回 |
問合せ | 簾舞まちづくりセンター(TEL:011-596-2059) |
活動体制 | 簾舞地区まちづくり連合会、札幌開発建設部 |
ルート名 | 札幌シーニックバイウェイ藻岩山麓・定山渓ルート |