JR新得駅から徒歩5分のところにある㈱ひらかわ❶。地域で親しまれる老舗燃料店ですが、ドアを開けるとそこは駄菓子屋さん。不思議な組み合わせの理由を、代表の平川さんに伺いました。駄菓子屋を始める4年ほど前、町内に子供が集まれる場や、子供が遠足のおやつを買いに行ける場として駄菓子屋をやりたいと、従業員である藤井さんと今井さんが提案。4年間打診し続けられ、熱意に負けたと笑う平川代表も、現在では子供たちとの触れ合いを楽しんでいる様子。

学校を終えた午後3時頃、子供たちがお店に集まってきます。目的であった子供たちの交流が生まれると共に、嬉しい誤算も。お店に置いてある電卓で、計算しながら買い物することで、学習に役立つと先生から喜ばれたり、また、体験学習として生徒たちが訪れたりもするそう。まさに、地域で子供を育てる環境です。平川代表は、「地域の子供が安心して集えるような場を増やしたい」との抱負を、藤井さんは「子供たちが町外へ出ても、いつかこの町に戻ってきてほしい。子供の頃に通った駄菓子屋が、まだあるねと言われるような店でありたい」と語ってくれました。

まずは新得町へ向かい、㈱ひらかわで懐かしの駄菓子をドライブのお供に購入。お土産用に特産品のお蕎麦を新得駅で買うのもおすすめ。お次は士幌町のお食事処 祥❷のボリューム満点のカツ定食で昼食を。白銀の景色を堪能しながら陸別町へ向かい日本一の寒さを体感したら、道の駅 オーロラタウン93りくべつ❸で、希少な黒毛和牛のハンバーグをお土産に。