vol.34
宗谷シーニックバイウェイ
アートが繋ぐ、人と未来
島独自の文化が作ったアートや冬のアクティビティ、幻想的な空間や、動物たちとの出会いが思い出を彩ります。
Scenic Byway vol.34 冬春号 '24-'25(2024年11月時点の情報です)

私たちがご紹介します
文/藤澤 翔太・芝崎 拓
独自の文化で蘇る資源

利尻島鴛泊フェリーターミナルから車で約20分、沓形地区の商店通りにある島の駅利尻❶へ。元海鮮問屋の建物をリノベーションしており、店内にある机、椅子やカウンターは廃材を利用して作られているそう。「利尻島独自の文化や歴史を語らう場として利用してもらいたい」と話してくれたのは小坂さん。店内のカフェでは特産品の利尻昆布出汁を使用した石焼チーズカレーを楽しめます。また『石蔵文化ギャラリー』では『資源の蘇生』をテーマにした多くの『海藻押し葉』作品を鑑賞することができます。利尻島で根付いた街づくりの原点とも言えるアート作品の数々を見に来てみてはいかがでしょうか。

自然のプロがアテンドする
『感動』の時間

利尻島で自然から作るアートを楽しんだら、宗谷のプロに案内してもらい、非日常の大自然を満喫してみては?Polaris Nature Guides&Consultants ❷では、ネイチャーガイドさん自身が感動した自然や絶景スポット、地元のオススメの場所を季節ごとにガイドしてくれます。「人や自然との出会いは一期一会、皆さんにそんな素敵な出会いを体験していただけることを楽しみにしています」とお話してくれました。

幻想的な空間を歩く

自然を満喫した後は国道238号いの道の駅さるふつ公園に立ち寄り、海側の歴史建造物を見に行ってみましょう。冬期間は封鎖されますが、春には地下を通って海側へ渡れる、さるふつ公園地下歩道❸、通称『青いトンネル』があります。ブラックライトに照らされた地下道内では、壁面に描かれた周辺地域にゆかりのある村の風景や動植物が描かれており、幻想的な雰囲気を味わえます。

築130年の歴史ある建物

色彩豊かな海藻押し葉作品

お話を伺った小坂さん

島の駅利尻 ❶
住 所

利尻郡利尻町沓形字本町51

問合せ 0163-85-7755
営業時間 10:00~16:00
休 日 【10~3月】月・火曜日、【4~9月】火曜日
714 331 866*63
Drive お立ち寄り情報
Polaris Nature Guides&Consultants ❷

冬季は、普段立ち入ることのできない場所へスノーシューやスキーシューを使用して入る冬限定のツアーを提供しており、レベルに合わせたコース設定等、親身に相談に応じてくれます。まずは一度お問い合わせを!

大自然をバックにポーズ!
こんな動物にも会えるかも?
住 所

天塩郡豊富町字稚咲内

問合せ info@polarisguide.com
料 金

例:稚内公園スノーシューツアー(1月中旬~3月中旬)大人5,000円

さるふつ公園地下歩道 ❸

全長約17mの地下歩道を抜けると、海側にある建造物と、オホーツク海の力強い景色を楽しめます。地下道内の壁面に描かれた動植物を見ながら歩くと反対側までなかなかたどり着けない程きれいな空間です。

幻想的な空間が広がる地下道内
住 所

宗谷郡猿払村浜鬼志別214-7

問合せ 01635-2-2311
営業時間 8:00~17:00
休 日 冬季期間閉鎖
料 金

無料

680 591 291*65
浜頓別クッチャロ湖水鳥観察館 ❹

1995年、湿地の価値の普及啓発、水鳥と湿地のモニタリング拠点を目的に環境省により設置。越冬の為に『コハクチョウ』数千羽が中継点として飛来。凍った湖面で羽を休める真っ白な姿は他の地域では見られない美しさ。

浜頓別クッチャロ湖水鳥観察館
コハクチョウ
住 所 枝幸郡浜頓別町クッチャロ湖畔
問合せ 01634-2-2534
営業時間 9:00~17:00
休 日 月曜日、祝日の翌日、年末年始
料 金 無料
644 747 691*30
Scenic Byway HOKKAIDO

シーニックバイウェイ北海道

シーニックバイウェイ支援センター

〒001-0011

札幌市北区北11条西2丁目2番17号セントラル札幌北ビル4F

9 552 584*33

TEL:011-708-0429(平日 9:00~17:00)

FAX:011-708-0430

E-mail:

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